「国葬を」声上げた保守派どこへ 矢面に立つ首相、与党内に火種

有料記事国葬

西村圭史、上地一姫、鬼原民幸
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 安倍晋三元首相の死去からわずか6日後に岸田文雄首相が決断した国葬。当初のもくろみは外れ、7月の参院選大勝で得た「推進力」がそがれただけでなく、政権そのものを深く傷付ける結果を招いている。

 故人に対する敬意と弔意を国全体として表す――。国葬とした意義に首相は当初、「国民の総意」を強調した。だが、安倍氏の政治的評価が定まっていないことや法的根拠があいまいなことなどに日増しに批判が強まり、皮肉にも、世論の分断が加速していった。

 首相は「丁寧な説明を尽くす」と語り、記者会見や国会の閉会中審査で説明の前面に立った。当初は国葬の後に公表するとしていた警備費などを含む費用総額も前倒しして公表した。

欠席議員の処分要求も 「ひと山越えてからが大変」

 ただ、「丁寧な説明」とは…

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    せやろがいおじさん
    (お笑い芸人・YouTuber)
    2022年9月28日16時25分 投稿
    【視点】

    「国葬が終われば世論は落ち着く」 このような見立てが政権・与党内にあることに「ナメんなよ」と憤りを感じますが、実際にそうなりそうな予感もあって複雑な気持ちです。 国葬では菅さんが在りし日の安倍さんとの美しき思い出話を語り、その美談は