「電線から火花」島根県内で通報相次ぐ 原因は台風による「塩害」か

野田佑介
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 島根県内の一部の地域で26日夜から27日にかけ、「電線から火花が出ている」という119番通報が相次いだ。設備を管理する中国電力ネットワークによると、19日に県内に上陸した台風14号による「塩害」が原因とみられるという。

 通報は27日午後5時時点で、松江市で13件、浜田市で1件。両市の消防によると、いずれの現場でも消火活動はしていないという。

 同社によると、強風で巻き上げられた海水が電線に付着。残った塩分が雨で溶け出して通電しやすい塩水となって電線内部に流れ込み、火花が出たとみられるという。電線は通常、ビニールで覆われているが、経年劣化などで一部がむき出しになっているという。

 同社によると、塩害で電線が切れる恐れもあるといい、担当者は「切れた電線は絶対に触らず、中国電力ネットワークまで連絡してほしい」としている。(野田佑介)