【詳報】ウクライナ侵攻43、9月28日~10月2日(日本時間)の動き

有料記事ウクライナ情勢

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 ウクライナ軍が1日、ロシアのプーチン大統領が一方的に併合を宣言した東部ドネツク州のリマンに突入しました。市内をほぼ掌握した模様で、ロシア国防省もロシア軍がリマンから撤退したことを認めました。ロシア軍が武器の補給地としていた重要拠点です。ウクライナの反転攻勢は強まるのか。併合宣言の翌日に要衝の一つを失ったロシアは今後どう出るのか。東部戦況の行方が注目されます。

(タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間)

【プレミアムA】「死の通り」 ブチャ 生存者の証言

ロシアによるウクライナ侵攻から半年。大量虐殺の悲劇に見舞われた街ブチャに「死の通り」と呼ばれる場所があります。生存者が語るロシア占領下の「絶望の1カ月」とは。金成隆一記者が住民の証言を丹念に集めました。臨場感のある写真や映像とともに伝えます。

■■■10月2日(日本時間)■■■

22:30(ワシントン09:30)

「ロシア軍を撃退する能力を示した」 NATO事務総長が称賛

 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は2日、米NBCのインタビューで、ウクライナ軍が東部ドネツク州の要衝リマンをロシア軍の支配から奪還したことについて、「ウクライナ軍がロシア軍を押し返す能力があることを実証してみせた」と称賛した。

 ストルテンベルグ氏はその上で、「米国をはじめNATO同盟国による先進的な武器の提供がウクライナ軍の前進を後押ししている」と述べた。

 ウクライナが求めるNATOへの早期加盟については、「加盟30カ国すべての同意が必要だ」という原則論を述べた上で、支援の継続でウクライナを支える考えを改めて示した。

20:21(モスクワ14:21)

パイプラインのガス漏れ「欧米の痕跡」 ロシア高官が主張

 ロシアのナルイシキン対外情報庁(SVR)長官は2日、テレビ番組で欧州に天然ガスを運ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」がバルト海でガス漏れを起こしたことについて、「間接的な資料や様々な状況が西側の痕跡を示している」と語り、欧米による犯行との考えを示した。国営ノーボスチ通信が伝えた。

 また、ノバク副首相も同じテレビ番組で「米国もウクライナもポーランドも以前から『ノルドストリームが稼働しないよう何でもやる』と言っていた」と指摘。「だから真剣に調べなければならない」と語った。

 デンマークスウェーデン当局によると、ガス漏れは9月26日に発生し、2度の爆発も把握された。バイデン米大統領は30日の演説で「意図的な破壊工作だ」と明言。首謀者は明言しなかったが、ロシアを批判していた。

19:10(バチカン2日12:10)

フランシスコ教皇がプーチン大統領に「暴力と死の連鎖を止めて」

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は2日、日曜恒例の「正午の祈り」の説教で、プーチン大統領に向けて「暴力と死の連鎖を止めて」と訴えた。2月のウクライナ侵攻以来、教皇がプーチン大統領に直接的なメッセージを送るのは初めて。

 教皇庁によると、フランシスコ教皇はバチカンのサンピエトロ広場を望む宮殿の窓辺に立ち、「何よりもまずロシアの大統領に向けて、暴力と死の連鎖を止めるように懇願する」と集まった人たちに訴えた。

 ロシアによるウクライナ東部と南部4州の併合についても言及し、「国際法の原則に反する新たな行動に伴って生じた深刻な状況を遺憾に思う」と述べた。

14:32(ロンドン06:32)

「ロシアにとって深刻な打撃」英国防省

 英国防省は2日、ウクライナ…

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