物価高なのに、まさかの運賃値下げ 「昨日今日考えたことではない」

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三嶋伸一
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 新型コロナや物価高などで運賃値上げを予定する鉄道会社が相次ぐなか、10月1日に開業以来初めての本格的な値下げに踏み切る私鉄がある。千葉ニュータウンを走る北総鉄道(本社・千葉県鎌ケ谷市)。巨額の建設費返済のため全国有数の高額運賃だったが、累積損失の解消の見込みがたった。ただ、足元の逆風は他社と同じ。再び赤字転落しないように、ぎりぎりの経営努力が続く。

 今回の値下げでは、普通運賃ではこれまで割高感があった中距離帯を中心に最大100円下がる。定期では戦略的に通学用の値下げ幅を大きくしており、通勤が13・8%減に対して、通学定期は64・7%減と3分の1になる。例えば京成高砂―印西牧の原駅間の6カ月通学定期は、8万950円から2万6950円になる。

 昨年11月に発表して以来、すでに値下げの効果が出ている。

■沿線に早くも波及効果?…

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