肉うどんの「うどん抜き」が名物のうどん店 きっかけは芸人のひと声

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高井里佳子
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まだまだ勝手に関西遺産

 どんぶりいっぱいに、どっさり入った牛肉の汁物。インスタグラムで「#肉吸い」というハッシュタグが付いた写真を見つけた。肉好きとしては気になる一品だ。特に多くの写真が投稿されていたのが、大阪・ミナミの「千(ち)とせ本店」。肉吸いとはどんな料理なのか。難波千日前の繁華街に、店を訪ねた。

注文の7割が「肉吸い」

 笑いの殿堂「なんばグランド花月」から徒歩1分。店内に入ると、「かけうどん」「きつねうどん」「玉子うどん・そば」などと書かれた木札が壁にずらりと並んでいた。その中に「肉吸い」の文字が。

 「注文の70%が肉吸いで、30%が肉うどん。それ以外は平均で1日1杯も出ないですわ」。3代目店主の森井一光さん(61)が笑って教えてくれた。

 森井さんによると、肉吸いとは、「肉うどんのうどんの代わりに半熟卵を加え、刻んだ青ネギをのせたお吸い物」。店では、カツオなどのダシが利いたこの肉入りスープと、卵かけごはんの組み合わせが人気だという。

初代は讃岐うどんの香川出身

 店の始まりは、戦後間もない…

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