ロシアは核を使うのか バイデン氏「やめろ、やめろ、やめろ」

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下司佳代子=ワシントン、遠田寛生=ニューヨーク、玉川透
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 ウクライナ侵攻をめぐり、「ロシアの領土」を攻撃すれば核兵器で反撃する、とのロシアの核の脅しがエスカレートしている。ロシアは近くウクライナ東部・南部の占領地の併合を宣言し、「自国領」と見なす構えだ。ウクライナが領土奪還作戦を続ければ、ロシアは核攻撃に踏み切るのか。欧米はその意図を慎重に見極めようとしている。

 発端は21日のプーチン大統領の演説だ。「ロシアへの編入」を問う「住民投票」の実施を支持した上で、侵攻はウクライナを支持する欧米からロシアを守る戦いだ、と強調。ロシアは核の脅威を受けていると主張し、「我々も様々な武器を持っている。持っている手段をすべて使う」と発言した。「これははったりではない」とも言った。

 ウクライナに侵攻したロシアは東部・南部で占領地を広げたものの、8月以降はウクライナ軍の反転攻勢で苦境に立つ。行き詰まったロシアが核攻撃に走るのでは、との懸念はプーチン氏の演説前にもあった。バイデン米大統領は18日の米CBSのインタビューで「プーチン氏が戦術核の使用を考えているとしたら何と言うか」と聞かれて「やめろ、やめろ、やめろ(と言う)」と答え、予防線を張っていた。

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