「悪魔のおにぎり」も 日本のコンビニ、中国で出店ラッシュ

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広州=奥寺淳 末崎毅
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 コンビニ大手の中国出店ラッシュが続いている。ローソンは28日、広州市に初出店し、中国での店舗数が3年前の約2倍の5千超になった。日本は飽和状態とされるなか、出店余地があり、需要が見込める海外に店を増やすことで生き残りをはかる狙いだ。

 中国南部の中心都市・広州市で28日午前11時すぎ、新規開店した「ローソン知識ビル店」を訪ねた。100平方メートル超の店内は20~30代の男女でごった返していた。デザートを買い物かごいっぱいに入れている女性、カウンターでおでんをほおばるカップル――。

 近くで働く20代の女性は日本でも売れ筋だった「悪魔的飯団(悪魔のおにぎり)」(3・9元=約80円)を手に、スマホで写真を撮っていた。「友人から人気商品だと聞いた」と照れ笑いし、写真をSNSにアップすると話した。

 悪魔的飯団を食べてみた。成…

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