エーザイ、アルツハイマー新薬「有効性確認」 日米欧で来年承認目標

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ニューヨーク=真海喬生、村上晃一、土居新平
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 製薬大手エーザイが開発中の新しいアルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」が、来年中にも米国や日本で承認される可能性が出てきた。別の薬の「アデュカヌマブ」が米国で昨年に承認されたが普及せず、次の新薬候補が注目されていた。

 エーザイは28日、レカネマブについて臨床試験(治験)の結果を解析し、「統計学的に有意な結果を達成した」と発表した。早期のアルツハイマー病患者らを対象に、日米欧で約1800人に治験をした。18カ月間投与した結果、記憶など認知症の程度を評価するスコアの悪化が、偽薬を投与したグループに比べて27%抑えられたという。副作用は「想定内」としている。

 エーザイは治験の結果をもとに、年度内に日米欧の当局に承認申請をする方針だ。内藤晴夫・最高経営責任者(CEO)は朝日新聞の取材に「2023年中の承認を日米欧で目指す」と話した。日米欧の次は中国など他の国でも目指す。最終的には、申請後に各国・地域の当局が安全性や有効性を審査して判断する。

 レカネマブは、エーザイと米…

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