親中路線、見直しへ 日本の債務再編にも期待 スリランカ大統領

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ニューデリー=石原孝
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 経済危機が深刻化し、対外債務の返済を停止したスリランカのウィクラマシンハ大統領は28日、岸田文雄首相と会談した。スリランカ側は、親中国だった旧政権時代からの変化を印象づけたうえで、主要債権国である日本に債務の再編などを要望したとみられる。

 ウィクラマシンハ氏は、安倍晋三元首相の国葬に合わせて来日。外務省によると両者は会談で、スリランカの債務問題について「全ての債権国が参加する、透明かつ公正な負担の下での債務再編の重要性について一致した」という。

 スリランカの対外債務のうち、日本は約1割を占めており、スリランカ側は日本に対して、他国も含めた債務再編の協議について主導的な役割を求めていた。

 また、岸田氏は「国際ルール・スタンダードを順守した透明で公正な開発金融の重要性を指摘」したという。スリランカを含め、中国による借金の返済に行き詰まる国が出ていることを念頭に置いた発言とみられる。

 一方、ウィクラマシンハ氏は…

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