生産少ない三輪乗用車、ダイハツ「ビー」を復元 自動車フェス参加へ

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福家司
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 ダイハツが1951年に製造した三輪の軽乗用車「Bee」(ビー)を徳島県石井町の自動車整備業、元木和豊さん(70)がよみがえらせた。わずか1年ほどで製造が打ち切られ、「今では3台しかない」とされる希少車だ。10月9日に愛知県長久手市で開かれる「トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」のパレードに参加する。

 Beeは「ミツバチ」を意味し、丸みを帯びた流線形の前部が目を引く。

 元木さんは、60歳を過ぎてから趣味として旧車を20台以上レストア(修復)してきた。昨年には1930年式の米国の乗用車シボレーを再生してフェスティバルに参加し、話題を集めた。

 今回修復したBeeの車齢はシボレーよりも21歳若いが、元木さんは「今では3台しか存在せず、走れるのはこの車だけと聞いたことがある。米国に行けばまだ多く残るシボレーより希少ということだろう」と語る。

 なぜ希少なのか。トヨタ博物館によると、戦前から戦後の一時期、オートバイのエンジンや部品を流用し、後部に荷台を付けた「オート三輪」と呼ばれるトラックが活躍した。だが、三輪の乗用車は珍しく、間もなく四輪車に取って代わられたため、生産台数が少ないという。前輪が1輪のため安定性が悪いなどの欠点があった。

 元木さんは、実家が農家で…

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