ポーランド紙に「自由のための金のペン賞」 ウクライナの報道へ支援

ウクライナ情勢

サラゴサ=坂尻信義
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 世界ニュース発行者協会(WAN―IFRA)は28日、世界ニュースメディア大会を開いているスペイン・サラゴサで、今年の「自由のための金のペン賞」にポーランドの主要紙・選挙新聞と選挙新聞財団を選び、授賞した。ロシアが軍事侵攻しているウクライナジャーナリズムへの支援などを授賞理由に挙げた。

 この賞は、言論の自由を守り、推進する個人や団体に同協会が贈っている。

 授賞式では、スペインのフェリペ6世国王が壇上で祝福の言葉を同紙と同財団の関係者に伝えた。同紙は1989年、ポーランドのワレサ氏が主導した自主管理労組「連帯」の機関紙として創刊され、同財団は2019年に創設された。

 世界ニュースメディア大会(旧世界新聞大会)は、今年で73回目。「自由のための金のペン賞」は、1961年に授賞が始まり、昨年は中国共産党に批判的な論調で廃刊に追い込まれた香港紙「リンゴ日報」創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏に贈られた。(サラゴサ=坂尻信義)