「大きな愛でお返しを」宝塚・宙組トップの真風涼帆さんが退団会見

宝塚歌劇団

田部愛
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 来年6月の退団を発表した、宝塚歌劇団宙組(そらぐみ)トップスターの真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんが9月29日、大阪市で記者会見した。「長い宝塚人生のなか、立ち止まりたくなる瞬間もあった。でも立ち向かおうと思えたのは、ファンのみなさまの思いに救われ、支えられてきたから。感謝の気持ちをもっと大きな愛でお返ししていきたい」と語った。

 真風さんは熊本県出身。2006年に初舞台を踏み、星組に配属された。15年に宙組に移り、17年11月にトップスターに就任した。

 トップ就任が決まった後から退団時期は意識し、劇団とも相談してきたという。22年を一つのめどと考えてトップとして歩んできたが、新型コロナの影響もあり、(退団が)この時期になったと説明した。

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 真風さんは、抜群のスタイルと大人びた色気を持ち、スーツ姿がよく似合う男役として活躍。安定感のある演技で宙組を引っ張ってきた。トップスターとしてのキャリアは今年11月で丸5年。現役のトップ5人の中で最も長い。

 退団公演となる「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」は、イアン・フレミングの小説「007/カジノ・ロワイヤル」が原作。来年3~4月に宝塚大劇場兵庫県宝塚市)で、5~6月に東京宝塚劇場東京都千代田区)で上演予定。相手役のトップ娘役、潤花(じゅん・はな)さんも、同じタイミングで退団する。(田部愛)