教諭が児童にいじめ行為、「言葉知らんな」など発言 滋賀の小学校

松浦和夫
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 滋賀県野洲市の市立小学校で、50代の男性教諭が担任を受け持っていた男子児童に対し、「本当に言葉を知らんな」などと不適切な発言を繰り返し、学校が「教諭によるいじめ」と認めて保護者に謝罪していたことが市教育委員会への取材でわかった。男性教諭は担任から外された。

 市教委によると、男性教諭は2年生の学級担任だった。5月ごろから、男子児童が授業で質問したときに「言葉知らんな」などと繰り返し発言し、「スルー(無視)しよう」とも述べた。また、「言葉クイズをします。みんなのためでなく言葉を知らない男子児童のために」と実名を挙げて発言した。

 同じ学級の児童らも「言葉を知らないくせに」「スルーしよう」などと男性教諭に同調するようになったという。

 7月の保護者面談で、男性教諭が男子児童の保護者に対し、「注意欠陥多動性障害ADHD)なので、発達検査を受けるべきだ」などと主張。その後、男性教諭の授業での発言を男子児童から聞いた保護者が市教委に伝え、事実が発覚したという。

 同校では、今年2月、4年の担任をしていた30代の男性臨時講師が、男子児童を特定のキャラクターにたとえたことで、同級生がからかい始め、担任を外されている。

 男性教諭は体調不良を訴えて2学期から休職している。野洲市教委は「教師の不適切な発言で(子どもによる)いじめも誘発させてしまい、重大な問題と受け止めている。教師が勝手にレッテルをはったのも問題。再発防止に努めたい」としている。(松浦和夫)