車や郵便受けに発砲容疑、男2人を逮捕 工事代金めぐりトラブルか

山口啓太
[PR]

 東京都八王子市内で乗用車などに発砲したとして、警視庁はいずれも職業不詳の福島県相馬市の男(44)と八王子市の男(56)を銃刀法違反(発射、所持)と器物損壊の疑いで逮捕し、29日発表した。

 暴力団対策課によると、2人は7月14日、八王子市内の住宅敷地内に止めてあった乗用車と、この住宅の郵便受けなどに向けて拳銃を発砲した疑いがある。

 同日午前3時半ごろ、住人の40代男性から「家のドアをたたいている人がいる」と110番通報があり、駆けつけた警察官が郵便受けのへこみや、車の後部のガラスが割れているのを発見。現場には弾丸2発が残されていたが、拳銃は見つかっていないという。

 同課は、逮捕された2人の勤務先だった建設会社と、被害を受けた男性が代表を務める建設会社との間に工事代金をめぐる金銭トラブルがあったとみている。相馬市の男は、「(勤務先の)社長が悩んでいることが頭にきて拳銃を撃った」などと容疑を認め、八王子市の男は現場にいたことは認める一方、「(相馬市の男が)拳銃を持っていることは知らなかった」と容疑を否認しているという。

 同課は、周辺の防犯カメラの捜査で2人を特定したとしており、拳銃の入手先などを詳しく調べている。(山口啓太)