原因は政治対立? 支持者間の暴力事件多発、大統領選直前のブラジル

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サンパウロ=軽部理人
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 10月2日に大統領選を控えたブラジルで、政治的な対立によって引き起こされたとみられる有権者間の暴力事件が多発している。先週末には国内2カ所で、支持率トップを走るルラ元大統領とボルソナーロ大統領の支持者が刺殺される事件が発生。候補者にも暴力が及ぶ可能性が高まっているとして、当局は警戒を強めている。

「この中にルラの支持者はいるか?」 応えた男性は……

 地元メディアによると、北東部セアラ州のバーで24日、ルラ氏を支持する男性(39)が刺殺される事件があった。バーに入店した容疑者の男(59)が「この中にルラの支持者はいるか?」と叫んだところ、男性は「私はルラに投票する」と応答。口論になった末にナイフで殺害された。南部サンタカタリーナ州のバーでは同日、ボルソナーロ氏を応援するシャツを着た支持者の男性(34)が、口論の末に男(58)に刺殺された。

 それぞれの事件の容疑者が対立候補の支持者かどうかは不明で、政治的な動機については否定しているという。だが警察は「政治対立に基づいた動機である可能性を排除せずに捜査する」としている。

 大統領選を控えたブラジルで…

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