「メーカー値上げ、反映難しい」 平和堂、営業利益予想を下方修正

栗林史子
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 スーパー大手の平和堂(滋賀県彦根市)は29日、2023年2月期の営業利益を、当初予想の141億円から、108億円に下方修正すると発表した。仕入れ価格や光熱費の高騰によるものという。

 平松正嗣社長は同日の会見で「周辺の競合状況もあるので、(メーカーの値上げ価格を)そのまま反映することは難しい」と話した。同日発表した2022年8月中間決算では、収益認識基準適用前で比較すると売上高が前年同期比0.2%減の2154億円、営業利益が32.1%減の47億円だった。

 一方で、同社は11月末まで、プライベートブランド「くらしモア」の商品300品目を価格凍結すると発表。調味料や飲料水、冷凍食品などが含まれる。平松社長は「今の状況を考えると、ここはなんとか価格を固定してお客様の信頼を勝ち得ていきたい」と話した。栗林史子