旧統一教会との「接点」、自民点検漏れ続々 党内からは執行部批判も

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 「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係について「点検結果」を8日に公表した自民党。問題に区切りをつけ信頼回復につなげる狙いだったが、公表後に続々と「漏れ」が明らかになっている。近く追加分を公表するという後手の対応や調査手法などに、所属議員から党執行部への不満や批判の声が上がる。

 自民党は8月、教団側との関係を点検して報告するよう党所属の全国会議員に通知。接点の内容に応じて8項目を示して報告を求め、今月8日、衆参両院議長を除く所属議員379人中179人に接点があったとし、121人の氏名を公表した。

 しかしその後、木原誠二・官房副長官や山際大志郎・経済再生相が「外部からの指摘」を受けて教団関連団体や教団の会合に出席していたことが新たに判明。報告内容の修正も相次いだ。

 次々と「漏れ」が発覚する中、報道各社の世論調査で政権与党の対応への不信が広がる。朝日新聞の9月半ばの世論調査では、政治家と教団の問題で岸田文雄首相の対応を「評価する」は21%で、「評価しない」65%を大きく下回った。

自民議員「執行部が申告内容をゆがめている」

 党内からは調査や公表方法に疑念の声が出る。

 「不平等で不十分だ」。点検…

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    若新雄純
    (プロデューサー・慶応大特任准教授)
    2022年9月30日19時54分 投稿
    【視点】

    僕は子どものころ「バレる前に自白するのは損」だと思っていた。人間にはそういう弱いところがある。政治家に求められるのは、そういう弱さを乗り越えていくことではないか。

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