転勤の有無、会社選びの条件に 6割強「退職考えるきっかけになる」

鈴木康朗
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 コロナ禍でリモートワークが広がり、居住地の制限を原則としてなくす企業が出ている。転勤をしなくてもいい働き方を希望する人もいて、会社を選ぶ条件にもなっている。

 人材サービスのエン・ジャパンは転職サイト「エン転職」で4~5月にアンケートを実施し、1万165人が回答した。転勤が退職を考えるきっかけになるかという問いに「なる」は36%、「ややなる」は28%だった。20、30代の若い世代で転勤を避けたいという傾向が高いという。

 これまでに転勤を理由に退職したことはあるかという問いに「ある」は9%。3年前の同じような調査では5%で、増加していた。

 コロナ禍が働き方への意識を変えている面もある。リモートワークなどの普及で転勤へのイメージが変わったかという問いに21%が「変化した」と答えた。どう変わったか尋ねると、「よいと思わなくなった」が半数以上を占めた。

 転勤で新たな場所に移ることを肯定的にとらえる声もあり、会社員の考え方も多様になっている。(鈴木康朗)

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    小室淑恵
    (株式会社ワーク・ライフバランス社長)
    2022年9月30日18時26分 投稿
    【視点】

    この記事で注目すべきは「リモートワーク等の普及で転勤へのイメージが変わり、良いと思わなくなった」という変化では無いだろうか。 「転勤の有無」への姿勢が企業として、時代の変化に対応出来ているか、過去の成功体験にとらわれずに現在と未来への最適