メルセデス・ベンツ、高級EV「EQS」発売 航続距離は700キロ

神山純一
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 独メルセデス・ベンツ日本法人は29日、電気自動車(EV)の新車種「EQS」を発売した。EV専用の車台を採用した国内初投入の高級タイプのEV。フル充電で走れる航続距離は最大700キロ(国際的な測定方法のWLTCモード)で、国内で販売されるEVで最長水準という。

 高性能のモーターを採用したほか、車の下部に積むリチウムイオン電池の量を増やした。車が受ける空気抵抗を減らすデザインにするなどして、航続距離を延ばした。

 「ハイ、メルセデス」と呼びかけると充電設備などを探したり、室内温度を調整したりしてくれる音声検索機能をつけた。急速充電で容量の8割を充電するのにかかる時間は48~110分。消費税込みの希望小売価格は1578万~2372万円。

 また、セダンタイプのEV「EQE」も同日予約受け付けを開始した。

 ベンツは世界の新車販売を2030年までにすべてEVにする目標を掲げ、EVシフトを加速する。国内販売のEVは5車種になり、日本メーカーよりも先行している。12月には横浜市内にEVに特化した販売店も開く予定。(神山純一)