「けち」な私が地球を救う? タレント・井上咲楽さんのエコな日常

戸田政考
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 今春から人気長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」(朝日放送)の司会を務めるなど芸能界で活躍するタレントの井上咲楽(さくら)さん(23)。日々の生活で意識するのはサステナビリティー(持続可能性)だ。環境への負荷が少ない暮らしは地球に優しい半面、我慢や不便を強いられるというイメージを抱く人も少なくない。無理なく、楽しく実践するのが咲楽流だ。

 ここ数年、気候変動対策やSDGs(持続可能な開発目標)が重要視されるようになり、サステナビリティーに配慮した暮らしがあらためて注目されるようになった。

 しかし、栃木県益子町の山間部の実家で、自然を間近に感じながら育った井上さんにとって、それは慣れ親しんだ暮らしそのものだ。

 飲み終わった牛乳パックは洗って開き、魚を切るときのまな板代わりにする。カレーを食べた後の皿は、使わなくなったTシャツをウエス代わりにして汚れをとってから洗う。使う洗剤と水が減るので、環境にも家計にも優しい。また、生ごみはコンポストで堆肥(たいひ)にしていた。

 「ごみを出すにもお金がかかるから、できるだけごみを出さないようにしていました」と言うように、こうした工夫や知恵はどちらかといえば「地球のため」というよりも「自分たちの暮らしのため」が出発点だ。

いつも持ち歩いているマイボトル 1カ月で数千円「お得」

 環境問題というと、学校の宿題のように「やらなくてはならない」という義務感が強くなり、ややもすれば窮屈に感じる。井上さんは「これをすると自分にも得があるって考えれば楽しくなる」と言う。

 最近は昆虫食にはまっている。環境負荷の低さや栄養価の高さから近年期待されているが、そうした概念から入るのではなく、「おいしいと思って食べている」という。

 井上さんは自分について「めちゃくちゃ、けち」と言い切る。いつもマイボトルを持ち歩いているといい、「ペットボトルを1本買わなければ100円得した」と考えると、1カ月で数千円の「お得」になるという。「自分のラッキーに換算するのが続けるコツかも」と笑う。

 モノを買うときは一生使えそうなものを選ぶ。壊れたら直して使う。値段が少々高くても、長い目で見たらその方が経済的だし、長く使うことで「育てている」という感覚も生まれるという。「丁寧な暮らしに幸せを感じます」(戸田政考)

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