園バスへの安全装置義務化へ 福岡・園児熱中症死の遺族がコメント

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 政府は29日、送迎に使われる園バスに安全装置を取り付けることを義務化する方針を決めた。福岡県中間市で昨年夏、保育園の送迎バス内に取り残されて熱中症で亡くなった倉掛冬生(とうま)ちゃん(当時5)の母親が、報道各社の要望を受け、代理人の弁護士を通じてコメントを出した。

 母親はコメントで、「安全装置が義務化されることにより幼い子どもたちの命が守られることで、冬生も少しはうかばれるのではないかと思いますが、母親としては、もっと早く義務化されていれば冬生が犠牲になることもなかったのに、とどうしても考えてしまいます」と感情を吐露した。

 送迎車内に取り残されて園児が亡くなった事件は、2007年に北九州小倉北区で、今月に静岡県牧之原市で起きている。母親は「小倉や静岡の件も含め、ここまで来るのに払われた犠牲は、あまりにも大き過ぎたと思います」とした。