まるで国内の練習拠点? ジムや浴槽そろったW杯キャンプ地を公開

ドーハ=勝見壮史
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 カタールきっての設備で、最高の準備を――。

 11月20日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表の練習拠点が29日、日本の報道陣に公開された。

 ドーハにある施設は、プロクラブ「アルサド」の練習場。アジア・チャンピオンズリーグで優勝したこともある強豪だ。日本サッカー協会の担当者は「この施設だけで練習からケアまで完結できる。カタールのトップクラブで、一番良い施設ではないか」と話す。

 4面ある天然芝のピッチのうち、2面を日本が使える。クラブハウスには、トレーニングジムや浴槽のあるシャワー室、医務室などが整う。「日本と遜色ない。ホームに近い環境を選んだ」

 ホテルから車で15分以内。移動の負担も少ない上、ジムや医務室からピッチを眺められる点は日本代表が国内の練習拠点としている「JFA夢フィールド」(千葉市)に似ている。

 担当者によると、拠点選びはW杯出場が決まる前から始まっていたという。代表スタッフらが現地視察を重ね、候補地を絞り込んだ。この練習場は「希望していた候補の一つ」という。

 規定で、W杯出場チームは初戦の5日前までに拠点とするホテルに入らなければいけない。今季のJ1が終了するのは11月5日。同月上旬には国内組が現地入りし、欧州でプレーする選手は遅れて合流する見込みだ。

 日本の1次リーグ初戦は23日。カタール屈指の環境で、ドイツとの大一番に備える。(ドーハ=勝見壮史)