「東京は長野だ。」最速79分に込めた駅長の熱意 新幹線開業25年

有料記事

滝沢隆史
[PR]

 「東京は長野だ。」――。四半世紀前、新たな鉄路の幕開けを印象づける大胆なキャッチコピーが長野駅構内を埋めた。コピーには、移動時間を大幅に短縮する新幹線にかけた大きな期待が込められていた。北陸新幹線の東京―長野駅間は10月1日、開業から25周年を迎える。

 新幹線が開業するまで上野―長野駅間の移動は、特急「あさま」で2時間50分程度かかっていた。その時間は、1997年の新幹線開通でほぼ半減した。

 「東京との距離の近さをアピールするしかないと思った」。長野冬季五輪の開催が翌年に迫った当時、JR長野駅長を務め、キャッチコピーの選定などの開業準備に携わった大沢宗俊さん(78)=長野市=は振り返る。「テレビCMなどで繰り返し流され、当時、かなりの反響があった」と記憶する。

 そして、キャッチコピーに負…

この記事は有料記事です。残り630文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。