体調も、メンタルも、歩けばわかる アシックスが新シューズを発売へ

田中奏子
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 アシックスは、ビジネス向けの革靴「ランウォーク」シリーズから、新モデル「オルフェ」を300足限定で発売する。中敷きの下に重さ20グラムの小型のセンサーを取り付け、歩数や歩く速さ、歩幅、足裏が地面につく角度などのデータを取得する。歩行パターンから体調や気分の調子を分析して点数化できるといい、使用者は専用のアプリで心身状態を確認できる。

 取得するデータは歩数、歩行スピード、歩幅、足が地面につく時の角度、足を地面から離している時間、30分以上動いていない時間など。通常のモードでは、朝から夜まで1日のデータを取得し、体や心の状態を分析、それぞれを100点満点でスコア表示する。

 例えば、落ち込んでとぼとぼと歩いていると、歩行の状態に表れ、心のスコアが下がる、といった仕様だ。スコアが低い時は、意識してダイナミックに歩くよう心がけるなど、生活を見直すきっかけにしてほしいとしている。

 センサーはベンチャー企業の「オルフェ」が開発。アシックスとは2019年にランニングシューズ向けで初めて共同開発し、今回は第2弾。「走り」だけでなく「歩く」ことの分析もできるようになった。

 伊勢丹新宿店では9月21日から、専門店やオンラインストアなどでは10月28日から予約を受け付ける。希望小売価格は税込み6万1600円。(田中奏子)

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    藤井涼
    (CNET Japan編集長)
    2022年10月3日16時38分 投稿
    【視点】

    過去にナイキからSiriによる音声操作で紐を締められるスニーカーが発売されたりと、靴のデジタル化は、どちらかといえばランニングやスポーツの領域で進んでいる印象ですが、今回のビジネスシューズは面白いですね。ただ、もし履いている人が落ち込んでい

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    蟹江憲史
    (慶應義塾大学大学院教授)
    2022年10月2日23時18分 投稿
    【視点】

     健康とDXを掛け合わせるこうした取り組みは興味深いです。次は、サステナブルな素材で靴を作るところに踏み込んでもらいたいところです。