米グーグル、ゲーム配信サービス「スタディア」から撤退 利用者低迷

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米グーグルは29日、2019年に始めた定額制のゲーム配信サービス「スタディア」を来年1月で停止すると発表した。グーグル幹部は同日のブログで「我々が期待したほど利用者を引きつけられなかった」とコメントした。

 スタディアは19年、米国やカナダ、欧州などで提供を開始した。専用のゲーム機がなくても、月額9・99ドル(約1400円)で自前のスマートフォンやタブレット端末でゲームが楽しめるサービスだった。

 グーグルは今年4~6月期、主力のデジタル広告の伸びが鈍化。2四半期続けて前年同期比での減益となった。景気後退の懸念が広がるなか、従業員の採用を絞る方針を示すなど、コスト削減を進めている。米IT大手では、アップルやアマゾンがゲーム配信を手がけるほか、マイクロソフトが米ゲーム開発大手アクティビジョン・ブリザードの買収を発表するなど、競争が激化していた。

 グーグル幹部は、スタディアを支えた技術について、ユーチューブや(アプリ配信サービス)グーグルプレイ、拡張現実(AR)などに生かせるとして、「ゲームには引き続き深く関わっていく」としている。(サンフランシスコ=五十嵐大介

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    藤井涼
    (CNET Japan編集長)
    2022年10月3日13時57分 投稿
    【視点】

    Googleが2019年11月に提供開始したクラウドゲーム「Stadia」が3年強でサービス終了となりました。ユーザーが購入したStadia向けハードウェアやゲームコンテンツは、すべて返金されるそうです。Netflixも2021年11月にモ

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    遠藤謙
    (エンジニア)
    2022年9月30日22時11分 投稿
    【視点】

    Google社の優れたところの一つは、引き際の早さだ。多くのSNSがユーザ数を伸ばす中、google+というサービスを展開していたが既に終了。最近ではメタバースが話題だが、googleもlivelyというサービスを持っていたが、2008年に