家財・廃品うず高く…台風15号被災の静岡、進まない災害ごみ処理

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中村純、黒田壮吉
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 台風15号による大雨で浸水や断水の被害が相次いだ静岡県静岡市で29日、災害ボランティアの支援活動が始まった。一方で、浸水被害で発生した災害ごみの処理が進まず、自治会が公園などに急きょ作った仮置き場は逼迫(ひっぱく)している。市は大規模な仮置き場の設置を急いでいる。

 深刻な河川氾濫(はんらん)に襲われた清水区石川新町。被災住宅から道端に運び出された家財類や廃品が高さ2メートル以上に達している。一般の家庭ごみも混ざり、鼻をつく臭いも漂っている。

 集積場の近くに住む渡辺修治さん(73)は「台風の翌日からずっとこの状態。市には早く片付けてほしい」と訴える。

 市は今回、自治会連合会を通じて、各自治会に仮置き場の確保を要請。ただ、災害とは無関係のごみが持ち込まれるなどして仮置き場が埋まり、道路にはみ出す場所も出てきている。

 市の災害廃棄物処理計画では、発災後、3日程度で市が管理する仮置き場の開設に努めるとされているが、地権者との交渉などで時間がかかり、設置されていないのが現状だ。市の担当者は「事前に場所を用意しておくべきだった。認識が甘かった」と話した。

断水解消のめどは立ったけど、災害ごみの処理は…

 同区鳥坂では神社の敷地内が…

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