ウクライナ駐日大使「国際社会は厳しい対応を」 「独立承認」めぐり
野平悠一
ウクライナのコルスンスキー駐日大使は30日、外務省で山田賢司副大臣と面会した。ロシアのプーチン大統領が中南部のザポリージャ州と南部ヘルソン州を独立国家として一方的に承認する大統領令に署名したことについて、「我々は日本を含めた国際社会の厳しい対応に強く期待をしている」と協力を求めた。
コルスンスキー氏は「プーチン氏は非常に乱暴な行為を継続しており、一部の地域の編入を試みている」と指摘。これに対し、山田氏は「侵攻が始まって半年が経過した。一刻も早く止めさせるべく、G7(主要7カ国)をはじめとする国際社会と連携して取り組んでいく」と述べた。(野平悠一)
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