極寒の南極大陸でオーロラの輝き、みずほ基地へ7人の旅が始まる

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中山由美
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 中山由美記者は2019年、3度目となる南極取材に向けて出発しました。隔絶された世界で、何が待っているのか。1年3カ月に及ぶ南極での生活を報告します。今回はみずほ基地への遠征の第2回です。

ホワイトメール

 2020年10月7日午前5時45分、頭まで潜っていたシュラフから顔を出す。南極大陸で迎える朝、雪上車内は冷凍庫の寒さだ。窓から光が差す。「幻日(げんじつ)だ」。白い氷原の上、太陽の左右に光が輝いていた。

 オイルや不凍液を点検し、エンジンをかける。朝食がすめば慣らし運転だ。長い暖機が終わると、7台のそりをワイヤで連結する。4台の雪上車は順番に発車、目指すはみずほ基地。旅の始まりだ。

 360度見渡す限り白くなだらかな氷原と青空だけ。先頭車は緯度・経度を記したルート方位表とGPSを確認しながら走り、後続の車はルート旗を直し、雪を観測しながら、走っては止まりを繰り返す。

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 やがて雲が厚くなり、あたり…

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