「心の宮崎駿に問う」「カリ城に書いたラブレター」(小原篤のアニマゲ丼)

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 公開中の仏映画「秘密の森の、その向こう」セリーヌ・シアマ監督は、映画作りで迷ったら「宮崎駿監督ならどうする?」と自分に問うそうです。7日公開の米ドリームワークスのCGアニメ「バッドガイズ」ピエール・ペリフェル監督は「車からお札があふれ出すシーンは宮崎監督の『ルパン三世 カリオストロの城』へのラブレターだ」とインタビューに答えました。

 みなさん好きねえ。子どもが主役の文芸作品とアニマル怪盗団の大活劇。色は違いますがどっちも素晴らしい映画です。

 「秘密の森の、その向こう」は8歳の少女2人が時を超えて友情を結ぶ不思議な物語。大好きな祖母を失ったネリーが両親と一緒に森の中の祖母の家を訪れますが、ネリーよりショックが大きい母はどこかへ姿を消してしまい、残されたネリーは森の中で自分そっくりの女の子と出会います。名は母と同じマリオン。家について行くと「おばあちゃんの家」そっくりだけどちょっと違う家。母が帰ってくるか不安なネリーと、3日後に控えた手術におびえるマリオンは、二つの「おばあちゃんの家」で遊び、互いを励ます……。

 まず思ったのは、宮崎作品じゃないけどジブリの「思い出のマーニー」(ジョーン・ロビンソン原作、米林宏昌監督)に骨格が似てること。脚本も書いているシアマ監督にインタビューで聞いてみました。

 「『マーニー』のことはほか…

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