「住民投票はフェイク」憤る市民 ロシアのウクライナ領「併合」

有料記事ウクライナ情勢

キーウ=高野裕介、多鹿ちなみ
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 ウクライナ東部と南部で親ロシア派が実施した「住民投票」を受け、プーチン大統領は9月30日に4州をロシア領に併合する文書に署名する。これらの地で暮らしていた住民の胸中には、ロシアへの憤りと将来への不安の思いが渦巻いている。

 併合が宣言されるのは、南部ヘルソン州、隣のザポリージャ州、東部のドネツク、ルハンスクの両州だ。ロシアによる一方的なウクライナ領土の併合は2014年のクリミア半島以来となる。

 ロシアのタス通信は、9月23~27日に行われた住民投票の賛成票の割合が87・1~99・2%だったとしている。

住民投票の話題を避ける市民

 だが、武器を携行した兵士を伴った係官が各戸を回って票を集める手法や不透明な集計が批判されている。

 「違法でしかない。まったく…

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