静岡で長引く断水、なお4500戸 風呂入れず「まさか1週間も」

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魚住あかり 中村純 黒田壮吉
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 台風15号で静岡県内に家屋の浸水などの被害が出て、1日で1週間になる。静岡市は9月30日、断水した全戸の約9割にあたる約5万6千戸で水の供給が再開されたものの、清水区の山間部にある約4500戸では断水が続いていると発表した。県全体では5650棟の住宅が浸水、91棟の住宅が全半壊や一部損壊となっており、生活再建は道半ばだ。

 水道管が通る橋が崩落したことで断水が続く清水区の和田島地区。清水久さん(68)は「まさかこんな状態が1週間も続くなんて」とため息をついた。家族6人と暮らすが、トイレはできるだけ回数を減らし、風呂には一度も入っていない。「ここまで行政の対応が遅いとは思わなかった」。天野美千代さん(67)は給水所で水をもらい、娘や孫6人分の衣類を手洗いしているという。「早く水が出てほしい」と疲れの表情を浮かべた。市は5日の全面復旧をめざしている。

 市によると、断水は24日昼…

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