キノコ由来の代替レザー、しっとり手触り本物感 環境配慮の商品化へ

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菅沼遼
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 動物由来の革の代替品として今、「ビーガンレザー」が注目されている。キノコ生産量日本一のあの県では、その栽培や管理の豊富なノウハウを生かした「マッシュルームレザー」の研究・開発が進む。地元企業が海外のベンチャー企業と協力し、動物福祉(アニマルウェルフェア)や環境に配慮した製品の商品化に向けて動き出している。

 長野県小諸市にある合弁会社「マイセル・ジャパン」のオフィスで、代表の乾馨太(けいた)さんが見本品を見せてくれた。「環境への負荷が圧倒的に少ないのが特徴です」

石油由来の原料を使わない「マッシュルームレザー」

 手渡されたのは、A4サイズのマッシュルームレザー。しっとりとした手触りだ。キノコ由来と知らなければ、動物の革と思ってもおかしくないと感じた。他に名刺入れやパスケースなどの試作品もあった。

 マッシュルームレザーの生産…

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    露木志奈
    (環境活動家)
    2022年10月8日15時29分 投稿
    【視点】

    この商品の何よりもすごいところは、石油由来の原料を全く使っていないところ。最近、世の中では多くの”環境に優しい商品”が出て来ていますが、一部の原料を自然由来のものに変えただけで、ほとんどは今まで通り環境に負荷をかける原料だとういことはよくあ