「東京で成功すれば地方にも…」 注目集めるスピーキングテストとは

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関口佳代子、本多由佳
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 2023年に入学する生徒が受ける東京都高校入試に、「英語スピーキングテスト」が使われることが正式に決まった。「話す力」を客観的に評価して「使える英語力育成」につなげる狙いがあるが、懸念の声もある。民間運営の英語試験を公立高入試に使う全国初の試みを、各地の学校関係者が注目している。(関口佳代子、本多由佳)

 防音用のイヤーマフをつけた生徒たちが、タブレット端末に向かって解答を一斉に吹き込んでいく――。

 スピーキングテストはこんな形式で11月27日に実施される。参加するのは都内の中学3年生約8万人。都教育委員会と通信教育大手「ベネッセコーポレーション」(岡山市)が問題を作り、都教委が同社に運営や採点、評価を委託する。

 約15分間で8問。受験生がタブレットに表示されたイラストを英語で説明したり、英文を音読したりする。録音されたその音声をベネッセの関連会社が評価し、45日程度で採点する。研修を受けたフィリピンの現地スタッフが、受験生1人の音声を2人で受け持つ。

 コミュニケーションが成立したか▽語彙(ごい)や文法、論理構成▽発音、イントネーションなどの観点で、6段階で評価する。入試に用いる際はそれを20点満点に換算し、従来の学力検査(満点700点)と調査書(同300点)の合計点に加える。

 都教委の浜佳葉子教育長は入…

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