種なし・皮ごと、先駆けはこちら 全国区に育て「ナガノパープル」

有料記事

[PR]

 秋の味覚、ブドウの季節を迎えた県内で今年、大幅に流通が増えると期待を集める品種がある。長野県発の「ナガノパープル」は、種がなく、皮ごと食べられ、味は巨峰に近い。認知度を高めようと県外栽培が解禁されて4年。国内外で人気のシャインマスカットに続けと、全国区の高級品種をめざす。

 長野県須坂市の県果樹試験場で9月7日、ナガノパープルのコンクールが開かれた。県内から出品された38点の大きさや着色、糖度などが審査され、須坂市の農家が最高賞の農林水産大臣賞に選ばれた。県果樹試験場の前島勤・栽培部長は「今年は気象条件が良くはなかったが、品質は例年通り。おいしいブドウができている」と評価した。

 ナガノパープルはシャインマスカットより2年早い2004年に登録された。「種なし」「皮ごと」の先駆けといえる品種だ。県果樹試験場で開発を担当した山下裕之さん(現・山梨大准教授)は「最初に皮ごと食べられるとアピールしたけど、後にシャインマスカットが出てきて影が薄くなっちゃった」と笑う。

 巨峰に旧ソ連生まれのリザマ…

この記事は有料記事です。残り711文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。