米中間選挙、オバマ氏が次々と激戦州へ バイデン大統領は露出控えめ

有料記事アメリカ中間選挙2022

ワシントン=高野遼
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 11月8日の米中間選挙に向け、民主党のオバマ元大統領が存在感を増している。支持率が低迷するバイデン大統領が選挙活動を抑制的に進める一方、オバマ氏が、カギを握る激戦州での応援演説を精力的に続けているのだ。知名度の高いオバマ氏は、苦戦する民主党の切り札となるのか。

 「ジョー(バイデン大統領)はあなたのために毎日戦っている。あなたの味方だ。できる限りのことをやっている」。10月28日夜、ジョージア州の集会に登場したオバマ氏は、大観衆を前にそう訴えた。

 オバマ氏が軽やかな足取りで壇上に立つと、会場からはこの日一番の歓声が上がる。30分以上にわたる演説で、改めてオバマ人気の健在ぶりを見せつけた。

 この日からオバマ氏は全米の激戦州を訪れ、応援演説を進める。29日にはミシガン州とウィスコンシン州を訪れ、11月上旬にはネバダ州、ペンシルベニア州と続く。

 中間選挙で与党の民主党は苦戦が予想され、下院では過半数を失う公算が大きい。上院でも激戦州の結果次第では、共和党に過半数の議席獲得を許す可能性が出てきている。投開票日まで1週間あまり、民主党の各陣営には、オバマ氏の力を借りて終盤戦の勢いを得たい思惑がある。

バイデン大統領の応援演説、なぜ少ない?

 応援演説に引っ張りだこのオバマ氏と対照的に、動きが控えめなのが現職大統領のバイデン氏だ。

 訪問した激戦州はペンシルベニア州など一部にとどまり、政治集会が活発になる週末も、地元デラウェア州で過ごすこともある。

 背景には、伸び悩むバイデン…

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