「継承の励みに」各地で喜び 「風流踊」ユネスコ無形文化遺産登録へ

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三浦英之 西田健作 編集委員・中村俊介
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 各地で伝承されてきた、太鼓や笛の音色とともに踊る民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」が、ユネスコ国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録される見通しとなった。計41件の多彩な踊りで構成され、保存団体から喜びの声があがった。

 鬼のような面をつけて踊る「鬼剣舞(おにけんばい)」は、岩手県を代表する民俗芸能の一つ。踊り手たちは、扇や刀を持ち、太鼓や笛、鉦(かね)の音に合わせて勇壮に跳ね回る。他に類を見ないほどダイナミックな民俗芸能で、1993年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

 継承に取り組むのは、北上市

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