みなとみらいホールの落下物防止網、「舞台見えない」と投稿次々
西本ゆか 足立優心
10月29日にリニューアルオープンした横浜みなとみらいホール(横浜市西区)の大ホールで、落下物防止の金網で「舞台が見えない」という声がSNSで相次いでいる。「音響面で影響が出る可能性もある」との指摘もある。
大ホールでは29、30日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が演奏する公演があった。SNSで投稿が相次いだのはその直後だ。
ツイッターでは、金網ごしに舞台を写した写真や「舞台が見えない」などと訴える投稿が相次いだ。
ホールを運営する横浜市によると、金網は2、3階の座席の前に設置され、前方に46センチ伸びている。改修前にチラシやスマートフォンが落下したことがあったため、改修に合わせて設置したという。とりわけ舞台脇のバルコニー席は金網と舞台が重なり、舞台が見えにくいという。
音響への影響を考慮して金網を選んだ
担当者によると、アクリル板…