「勝てない集団」から変わったオリックス 強さが見えた奇策の裏側

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 2年連続最下位から、2年連続でパ・リーグを制したオリックス。今季最終戦までもつれた激戦を制し、逆転で連覇を決めた。その強さを象徴する試合があった。

 9月2日のゾゾマリンスタジアム。

 球場全体がざわめいた。オリックスの打者たち、ほぼ全員が「バント攻撃」を見せたからだ。

 試合開始直後、福田周平、中川圭太がセーフティーバントを試み、2球連続で投ゴロに。3番吉田正尚、4番頓宮裕真は初球から打ちにいったが、三回終了時に打者が一巡する中で、5~9番も初球にバントするそぶりを見せた。

 中嶋聡監督が新型コロナ感染から復帰したこの日、ロッテの先発は佐々木朗希だった。

 4月10日、この球場で球界28年ぶりの完全試合を喫した。とはいえ、プロ野球ではほとんど見ない作戦だった。

 さかのぼること、試合開始の約1時間前。

 ロッカールームでの野手のミ…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年10月3日8時57分 投稿
    【視点】

    記者としては門外漢ですが、オリックス・バファローズというと、関西出身&鉄道ファンとしては感慨深いです。なぜかというと…  この球団はもとをたどれば関西の私鉄が持つ阪急ブレーブス。1988年に金融サービス業のオリックスに譲渡され、さらに20