大型連休なのに「離れるのが怖い」 北京を覆う「旅行のわな」の記憶

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北京=西山明宏
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 中国では春節(旧正月)と並ぶ長期連休の国慶節が1日から始まった。帰省することが伝統となっている春節に対し、国慶節連休は思い思いの旅行に行く人がより多い。気候も良く、本来なら中国人にとって最高の行楽シーズンだ。

 だが、各地で続く厳格なゼロコロナ政策によって、昨年以上に旅行に出かける人は少なそうな情勢だ。

 その雰囲気が特に強いのが、首都の北京だ。

 北京では16日から5年に1度の共産党大会を控え、厳しい移動制限が続く。一度街を出ると隔離や自宅に戻れない可能性があるためだ。

 市民はこの夏の旅行シーズンで、旅行先から帰れなくなる多数の例を目の当たりにした。記者もこの夏、1週間以上、帰れなくなった。

旅行者は大きく減少

 「隔離や家に帰れなくなるの…

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