首都高「ルーレット走行」約80キロ超過か 追突し重傷負わせた疑い

大山稜
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 首都高速道路環状線を高速周回する「ルーレット走行」中に追突事故を起こし相手の運転手に大けがを負わせたとして、警視庁は2日、住所不詳の30代の男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。同庁は、男が事故当時、制限速度を約80キロ上回る時速130キロ近くで走行していた可能性があるとみている。

 捜査関係者によると、男は昨年9月23日午前2時55分ごろ、東京都港区東麻布2丁目の首都高都心環状線外回りで乗用車を走行中、前方のごみ収集車に追突し、収集車の運転手の男性に3カ月以上の重傷を負わせた疑いがある。調べに対し、「事故を起こしたのは間違いないが、速度については納得できない」と話しているという。

 現場は片側2車線の直線道路。男の乗用車とごみ収集車はいずれも右車線を走行しており、事故は男がごみ収集車を左側から追い越そうとした際に起きたとみられるという。ごみ収集車の男性は事故で右肩を脱臼して骨が突起したままとなるなどの障害が残ったという。

 高速道路交通警察隊は当初、男を任意で調べていたが、聴取の呼び出しに応じなくなり行方をくらませていたことから、逮捕により身柄を拘束したとしている。(大山稜)