豊かな海のため「プラギョミをゼロに」 さかなクン、イベントで訴え

中山由美
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 国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の一つにもなっている海の豊かさを守る活動を広めようと、環境保護について親子で学んでもらうイベントが2日、東京都江東区の夢の島マリーナであった。主催した団体に参加している東京海洋大客員教授のさかなクンが説明した。

 一般社団法人「青い地球を育む会」(東京都港区)が催した。イベントでは、さかなクンが「2050年にはプラスチックごみの総量が魚の量を超えてしまう」「魚たちはプラごみを食べてしまって大変」と海や魚の危機的状況を説明。参加した子どもたちから、「ペットボトルのふたも集めています」など環境保護のために実践している取り組みの紹介も相次いだ。

 環境省の水谷努リサイクル推進室長も参加し、「ごみにしないで利用することが大切」と話した。環境関係のNPOや企業の関係者も加わり、子どもたちとごみを減らす方法を考えた。ごみから作ったプラモデルや、ゴミを燃料にする取り組みなどを紹介した。

 「青い地球を育む会」は今後、海の環境保護のためのイベント開催などの活動を、自治体などと連携して続ける。さかなクンは「ごみは悪者ではなくいろんなものに生まれ変われる。多くの人々が集って、ゴミを増やさず、有効に活用する新たな発想や知恵をみつけられたら」と話す。次世代を担う子どもたちには「生きた教育」を届けたいという。中山由美