FIFA禁止の催涙ガスで被害拡大か インドネシアのサッカー場暴動

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バンコク=翁長忠雄
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 インドネシア東ジャワ州マランで開催されたプロサッカーリーグの試合後に起きた暴動で、警察が、暴れるサポーターを鎮圧するために催涙ガスを使ったために混乱が大きくなった可能性が指摘されている。FIFA(国際サッカー連盟)はスタジアムでの秩序維持のために警備当局が催涙ガスを使うことを禁止している。

 地元メディアによると、スタジアムには約4万人のサポーターがおり、試合終了後に約3千人がグラウンドになだれこんだ。警察はサポーターを排除するために催涙ガスをグラウンドとスタンドに発射したという。このため混乱したサポーターが出口に殺到したが、多くが倒れて他のサポーターに踏みつけられるなどした。さらに催涙ガスそのもので呼吸困難になった人もいる。

 FIFAのスタジアムでの保安・警備規則は「小銃や催涙ガスは所持も使用もしてはならない」と定めている。

 インドネシアの法律家団体は、催涙ガスの使用による過度の実力行使と群集の安全管理の手順に違反したことにより、多くの死傷者を出した疑いがあると指摘している。

 通常、催涙ガスは街頭での抗…

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