内閣不支持、初の50%に 国葬「評価しない」59% 朝日世論調査

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 朝日新聞社は1、2の両日、全国世論調査(電話)を実施した。岸田文雄内閣の不支持率は50%(前回9月調査は47%)で、初めて半数に達した。支持率は40%(同41%)でほぼ横ばい。不支持率が支持率を上回るのは、2カ月連続となる。

〈調査方法〉コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、1、2の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1015世帯から548人(回答率54%)、携帯は有権者につながった2140件のうち900人(同42%)、計1448人の有効回答を得た。

 支持政党別にみると、自民支持層で内閣を「支持する」は70%、「支持しない」は23%。無党派層で「支持する」は24%、「支持しない」は62%だった。

 9月27日にあった安倍晋三元首相の国葬を、岸田内閣が国の儀式として行ったことについて、「評価しない」は59%、「評価する」は35%だった。自民支持層の「評価する」は58%いたが、「評価しない」も37%いた。無党派層の「評価しない」は67%に上った。年代別では、18~29歳の「評価する」が47%で他の年代より高い割合を示したが、70代は25%だった。

 政治家と旧統一教会を巡る問題への岸田首相の対応は、「評価しない」67%。「評価しない」人の割合は、同じ質問をした8月調査の65%、9月調査の66%からほぼ変わっていない。依然として岸田首相の対応に厳しい目が注がれている。

 岸田首相は、4日で首相になって1年を迎える。この1年間の仕事ぶりについて質問すると、「大いに」4%、「ある程度」38%を合わせて「評価する」は42%、「あまり」43%、「全く」13%を合わせて「評価しない」は56%となり、全体としては辛口の評価となった。

 岸田首相は、成長と分配の好…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年10月3日7時51分 投稿
    【視点】

    岸田内閣の不支持率は上がり続けていますが、支持率の下がり方は鈍っています。二つの折れ線グラフが平行に近づく感じもあり、世論がはっきり割れて安倍内閣当時に似てきました。今回の調査でなお反対多数となった安倍元首相の国葬を、岸田首相が断行したこと

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年10月2日22時35分 投稿
    【解説】

    国葬の翌日に、国葬そのものは実施されてしまったので、穏健保守層を中心とした反発はすこしやわらぐかもしれないという趣旨のコメントをしました。しかし、この週末の世論調査をみると、大きな変化はみられず、むしろより厳しくなったともとれなくはない数字