TポイントとVポイント統合へ 顧客数は国内最大級、再編議論加速も

女屋泰之、益田暢子
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 レンタルビデオ大手「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)は3日、傘下のポイント事業を統合すると発表した。両者の「Tポイント」と「Vポイント」を単純に合算した会員数は約1億2200万人で、国内最大級のポイントサービスとなる。

 両社が資本・業務提携に向けた基本合意書を結んだ。今後、CCC側のTポイント運営企業に三井住友側から出資する。両ポイントを新ブランドに統合する方針で、それぞれの顧客基盤を拡大する狙いがある。

 Tポイントは2003年に始まった。自社のサービスに加え、様々な店のポイントをためて使える「共通ポイント」の先駆けで、会員数は約7千万人。Vポイントは会員数約5200万人のクレジットカード大手「三井住友カード」を利用するとたまり、グループのサービスなどで使える。

 ポイントがたまるお得さを売りに顧客をつなぎとめる商圏は「ポイント経済圏」と呼ばれる。老舗として存在感を発揮してきたTポイントだが、ヤフーとの提携が今年3月に終了した。今回の統合で、ポイントサービス間の再編を含む競争が激しさを増しそうだ。(女屋泰之、益田暢子)