19年前の殺人事件、南ア逃亡後死亡の男を書類送検 捜査終結

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 2003~04年に東京都奥多摩町や埼玉県長瀞町の山中で遺体として見つかった男性2人の殺害などに関与したとして、警視庁は3日、事件後に南アフリカに逃亡していた松井知行容疑者=死亡=を殺人や傷害致死などの疑いで容疑者死亡のまま東京地検に書類送検し、一連の捜査を終結したと発表した。松井容疑者は5年前に同国内で自殺したとみられるという。

 捜査関係者によると、松井容疑者は仲間と共謀して03年9月、元飲食店員の古川信也さん(当時26)を殺害し、遺体を切断して一部を奥多摩町の山中に遺棄した疑いがある。また03年5月にはスナック経営の長沼正司さん(当時38)に暴行を加えて死なせ、長瀞町の山中に遺体を遺棄した疑いもある。遺体は翌04年に見つかった。

 警視庁は南アで17年に自殺したとみられる男が、これらの容疑で国際手配していた当時46歳の松井容疑者の可能性が高いとして、DNA型鑑定を現地当局に依頼。「本人と矛盾しない」との結果を得ていた。