顧問、顔殴った翌日も生徒をたたいて蹴る 校長会見「心からおわび」

有料記事

[PR]

 兵庫県姫路市の姫路女学院高校は3日、ソフトボール部顧問の40代男性教諭が部員の女子生徒(1年)の顔をたたいてけがを負わせていたとして、校長らが会見を開き謝罪した。保護者からは全治1カ月で、ショックで登校できない状態だと連絡があったという。男性教諭は自宅謹慎中で、同高は懲戒処分を検討している。

 会見で摺河(するが)祐彦(まさひこ)校長は「生徒やご両親、その他の生徒にもショックや不安を与え申し訳ない。心からおわび申し上げます」と話した。

 学校によると、男性教諭は、9月24日に兵庫県内であった地区大会で、女子生徒がユニホームを忘れたことに腹を立て、平手で生徒の左のほおをたたいた。たたく前に生徒の母親と電話で話した際には「たたきますよ」などと言ったという。母親は学校に対して「まさか本当にたたくとは思わなかった」と話したという。

 生徒はたたかれた後も試合会場に残っていたが、教諭は「帰れ、お前なんかいらん」などと話したという。生徒はたたかれた影響で口を開けにくい状態になり、保護者からの連絡によると、あごが外れた外傷性開口障害と診断された。

 翌25日にも試合があり、男性教諭は生徒に対し「反省しているのか」などと声をかけながら、頭をたたいたり、腰のあたりを蹴ったりしたという。学校は「ふざけた感じでたたいたりしたようで、24日の行為よりは弱い力だったようだが、体罰にあたるとみている」と説明した。

 学校によると、生徒は25日…

この記事は有料記事です。残り279文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

  • commentatorHeader
    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2022年10月5日6時48分 投稿
    【視点】

    「われわれの間では普通鞭で打って息子を懲罰する。日本ではそういうことは滅多におこなわれない。ただ[言葉?]によって譴責するだけである」 (『ヨーロッパ文化と日本文化』ルイス・フロイス著、岡田章雄訳注より) 「子を育てるに当って決して懲罰

  • commentatorHeader
    今村久美
    (認定NPO法人カタリバ 代表理事)
    2022年10月4日16時41分 投稿
    【解説】

    体罰は暴行罪なんだ、人権無視だ、こどもの権利侵害だと、いくら社会で語られても、大人が自分が受けた教育の中で築いた教育倫理観を客観視することはとても難しい。歳を重ね教育する側になった人が、自分よりも若い人に対して、相手ができないんだからしつけ