かっぱ寿司社長が辞任 新社長「他社データ取得、会社の依頼でない」

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山下裕志
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 回転ずし大手「かっぱ寿司」を手がけるカッパ・クリエイト横浜市)は3日、社長の田辺公己容疑者(46)が同業他社の営業秘密を持ち出したとして逮捕された事件を受け、田辺容疑者が同日付で辞任したと発表した。後任の山角(やまかど)豪(つよし)・取締役(44)は都内で記者会見を開き、会社側から田辺容疑者に他社のデータを取得するよう依頼した事実はないとする一方、「営業秘密を持ち込ませないための誓約書を得るなどの対応が不足していた」と語った。

 山角氏は会見の冒頭、「関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、改めて深くおわびする」と頭を下げた。田辺容疑者からは弁護士を通じて辞任の申し出を受けたという。再発防止のため、営業秘密を持ち込むことを禁じた誓約書を全社員からすでに得たほか、USBなど外部記録媒体の使用を原則禁じる取り組みも始めたという。

 田辺容疑者は回転ずし大手「はま寿司」の取締役などを歴任し、2020年に競合のカッパ社へ転職した。山角氏は、カッパ社を含むコロワイドグループ全体で大手人材紹介会社を通じて幹部人材の募集をかけ、田辺容疑者の「マネジメント力に期待して採用した」と説明。「持ち込まれた情報と採用の意思決定については何ら関係していない」と強調した。

 田辺容疑者が持ち込んだデー…

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