ナチス侵略被害は185兆円 ドイツに賠償請求、ポーランドが公式に

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野島淳
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 ポーランドのラウ外相は3日、第2次世界大戦中のナチス・ドイツの侵略によって被った損害に対する賠償金として、約1兆3千億ユーロ(約185兆円)の支払いをドイツ政府に求める公式文書に署名した。近くドイツ側に送るという。ポーランド通信が伝えた。ドイツ側はかねて賠償問題は「解決済み」としており、問題が収まるには時間がかかりそうだ。

 ラウ氏は今回正式に賠償を求めたことについて、1939~45年のナチスの侵略と占領の自国への影響をめぐる問題を「恒久的で包括的、法的拘束力がある手法で、最終的に実のある解決をするため、双方が直ちに行動を起こすべきであるという信念を表している」と述べた。

 ポーランド政府を率いる保守政党「法と正義」(PiS)は近年、この賠償問題を繰り返し提起。9月に専門家による報告書で、大量殺害や都市の破壊などの損害は現在の価値にして1兆3千億ユーロにのぼるとの見積もりを公表していた。

 モラビエツキ首相は3日、S…

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