まさか太平洋側にまで…鳴り響いた警報音、北朝鮮ミサイルに戸惑い

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【動画】小笠原・父島の防災無線受信機から流れたJアラートの警報音=小笠原恵介さん撮影
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 北海道や青森県で4日早朝、国民に危険と避難を呼びかけるJアラート全国瞬時警報システム)が鳴り響いた。北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過し、太平洋へ落下したとみられる。5年ぶりに鳴ったけたたましい警報音に驚きと戸惑いが広がった。

 青森市の主婦蝦名和子さん(80)は家族の食事の準備中、スマートフォンから鳴り響くけたたましいアラーム音に驚いた。屋内か地下に待機という指示だが、「どうしていいか分からない」。足の震えが止まらなかった。とりあえずカーテンを閉め、寝ている家族に「テレビを見て」と起こした。

 国道を横切る地下道まで徒歩5分。「だけどそこに向かうまで何かあったらどうしよう」。普段から地震や津波に備え、家族や近所の人と避難について話し合っているが、ミサイルについては話したことはなかった。青森県六ケ所村の原子力関連施設が頭に浮かび「あそこに落ちたら……。県内だけでなく全国的に大変なことになる」と心配になった。

 青森市内の大学に通う大学1年生、安田果恋さん(18)は駅のホームでスマホの警報音が鳴った。電車が一時運転を見合わせ、青森駅への到着が15分ほど遅れたという。「電車を待っている人がホームに何人かいたが、みんな警報が鳴ってとにかく驚いていた。電車も止まって不安な気持ちだった」

 青森県三沢市の沖合にいたというマグロ漁船の甲板長でインドネシア人のトリス・ハンドヨさん(39)は「(八戸港に)戻る途中で携帯に入ってきた。びっくりした。これまで日本にいて安全な国だと思っていた」と話した。

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