江戸川で女性の遺体見つかる 行方不明の小1女児と似た服装と背丈

上保晃平、近藤咲子、宮坂奈津
【動画】旧江戸川で遺体見つかる 上流で千葉・松戸の小1女児が行方不明=熊倉隆広撮影
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 4日午後0時半ごろ、市川市河原の江戸川で、「川に人のようなものが浮いている」と橋を通行中の男性から110番通報があった。県警水上警察隊が引き揚げたところ、すでに亡くなっていた。

 行徳署によると、遺体は年齢不明の女性。Tシャツにズボン姿で両足とも裸足だった。明らかな身体の欠損はないという。現場は江戸川水門近くの上流側。

 この現場の約14キロ上流では、9月23日に行方不明となった松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)の靴などが見つかっている。県警によると、朝芽さんは身長115センチで、髪形はショートカット。不明時は薄いピンクの半袖Tシャツ、青の短パン姿だった。

 県警は、遺体の女性の服装や背丈が朝芽さんと類似し関連性が高いとして、遺体を朝芽さんの地元の松戸署に搬送した。身元の確認を急ぐ。

 朝芽さんは23日午前11時半ごろ、1人で自宅を出た。約5分後に母親が自宅を出て朝芽さんが向かったはずの松戸市内の公園に行ったが姿がなく、午後3時ごろに110番通報した。同日夕には、この公園から北西約900メートルの流山市内の公園で朝芽さんのキックボード、翌24日には同公園から西に約300メートル離れた江戸川河川敷の茂みで両足のスニーカーと靴下が見つかっている。

 この公園近くの防犯カメラには23日正午ごろ、キックボードで1人で移動する朝芽さんが映っていた。

 28日には、江戸川沿いに下流約1キロにある松戸市七右衛門新田の取水口で朝芽さんのキャップ帽も見つかった。

 県警は埼玉県警、警視庁とともに河川敷を中心に対岸や下流などを捜索してきたが、朝芽さんに結びつく有力な情報は無かった。

 近くに住む東京都江戸川区の男性(70)は、インターネットで遺体発見を知り、河川敷を訪れたという。「私にも7歳の孫がいて、行方不明のニュースを人ごとではないと思いながら報道をみていた。南さんでなければいいなと願っているんだが……」と話した。(上保晃平、近藤咲子、宮坂奈津)